同窓会概要
理学部同窓会では、2002年に事務局を立ち上げて活動しております。正会員は、文理学部理学科卒業生、理学部卒業生、理学研究科修了生、および理工学研究科の理学系研究室の修了生です。理学部在学生や理工学研究科理学系研究室の在学生は準会員であり、卒業・修了と同時に正会員へ移行します。 会費は、終身会費として入学時に10,000円を納付していただいております。 現在、本部に加えて、関東支部と関西支部の3拠点で、同窓生を中心に活発な活動が行われております。 理学部同窓会の皆さま、ぜひ同窓会活動へのご参加・ご協力のほど、よろしくお願いします。
あいさつ
理学部同窓会に寄せて
南明会会長 山下 茂久
理学部同窓会会員の皆様方には、益々ご健勝にてご活躍のこととお慶び申し上げます。
平成16年4月に国立大学の法人化がなされて早20年にさしかかろうとしている今、私たちは2020年より、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のパンデミックによる未曽有の事態を経験し、同窓会はもとより、社会経済活動自体に多くの支障をきたしました。「三密」・「濃厚接触」・「不要不急」・「自粛」・「クラスター」・「医療崩壊」・「PCR検査」・「人工心肺装置」等々、それまで聞きなれなかった用語がいつの間にか常態化し、それでもようやく令和5年度のスタートより徐々にではありますが、相互の交流も活発化してきつつあります。とは言え全国ではその間、親の経済状況の悪化やアルバイト先の激減などによる授業料や生活費の困窮により、やむなく退学・休学を余儀なくされ、また、キャンパス内において顔と顔をつき合わせ、その息遣いも実感しながらのかけがえない友人関係を築く機会をも損なわれた学生諸君が不憫でなりません。同窓会は「会員相互の親睦を図るとともに、母校の発展に寄与する」という目的のもと、学生がいてこそはじめてその意義があり、一人も取りこぼすことなく進取の気風にあふれた人材を輩出するためにも、この数年の経験を好転させ、理学部生としての新たな発見や革新的研究に期待を持ちつつ、またそうした人材育成を支える同窓会の社会的要請を強く感じる次第です。
さて、世界的にはウクライナやスーダンでの紛争は混迷を極め、また鹿児島県においても自衛隊の馬毛島における施設整備等、きな臭い情勢が続く昨今ではありますが、老婆心ながら、学生諸君と同窓会員の方々が、地球的視野で時代の変革を見極め「強い意志」と「柔軟な心」を持って自己実現を計りながら、広く多くの仲間との友情を育み、思い遣りのある魅力溢れる人間に成長していただくとともに、これまで以上により密接に地域社会と関わる中で、広範な社会貢献をなされるよう願うものです。
私事ではありますが、高齢も重なり、なかなか皆様ともお会いする機会を逸していますことをお詫びしながら、同窓会顧問の学部長様を始め編集委員会の先生方、各学年選出の編集委員の方々、原稿依頼に御尽力頂きました同窓会の皆様方には心より御礼申し上げ、理学部のさらなる発展を願うとともに、皆様から後輩たちへのこれまで以上の叱咤激励をお願い致します。理学部同窓会会員各位のますますの御健勝と、安心して平常な生活が出来ることをお祈り申し上げて御挨拶とさせていただきます。
理学部長あいさつ
理学部長 冨安 卓滋
理学部同窓会南明会の皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。2025年4月から理学部長の任に就きました。 私自身も、理学部同窓会の会員で、1989年3月に理学研究科化学専攻を修了後、同年4月に化学科無機化学および分析化学講座助手として採用されました。当時は、まだ法人化前だったため、文部教官助手理学部という辞令をいただいた記憶があります。その後、1997年に数学科、物理学科、化学科、生物学科、地学科の5学科制から、数理情報科学科、物理科学科、生命化学科、地球環境科学科の4学科制への改組、2004年の国立大学法人化を経て、2020年には、理学科5プログラム制(数理情報科学プログラム、物理・宇宙プログラム、化学プログラム、生物学プログラム、地球科学プログラム)へと改組が行われ、基礎科学・理学教育を進めています。 1901年に設置された第七高等学校造士館「理科」(七高理科)からの歴史と伝統は1949年の鹿児島大学文理学部理学科、そして現在の鹿児島大学理学部に引き継がれており、現在までに、理学部の卒業生は大学院修了生も含めると1万名を超え、国内外でご活躍していると聞いております。 理学部理学科5教育プログラムの特徴は、「研究する力を伸ばす!」を目標に、授業外学習時間、各プログラムに関する概論を複数選択できるカリキュラム、理数教育プロジェクトコース等を設けたことです。理数教育プロジェクトコースを選択した学生は、4年次に大学院理学専攻の授業科目の先取り履修も可能としました。 また、2021年からは、小中学生とその保護者向けの夏休み科学講座「理学LABO」を開催、多くの親子が参加しています。さらに2022年からは、高校生が夏休みに対面やオンラインで、理学部1年生向け授業を受講して合格すれば理学部入学後に単位認定する制度「理学部先取り履修科目」も実施、多くの高校生が参加しています。 これからも理学部は、先端理学研究を基盤にして、国内外で活躍できる理学人材を育てていきたいと存じます。引き続き、理学部の教育研究活動へのご理解とご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
ご挨拶
関東支部会長 古川 征弘
私は理学部1回生である。1回生の大部分は今年80才に達する。ましてや、旧文理学部卒業の方々をや。
さて、同窓会とは何をする場なのであろうか。以下の3項目にまとめられると思っている。
1.OB、OGの方々間の親睦をはかると同時に大学の先生方の参加をいただき、現在の理学部が何を目指しているかを知る場の提供。
2.同窓会として鹿児島大学理学部に対して何かできないか。
3.現業の社会活動から完全にリタイヤされた方々を社会活動の場への誘い。
最初の項目は同窓会の開催による顔の見える場での歓談を通じて情報の交換などを通じて社会活動の場の拡大につながることを期待している。
2番目は、現在の大学へ何ができるのか。理学部は大学の他の学部に比較して最もお金に縁の無い学部である。その同窓会もしかりである。そのため、教育・研究活動へ大きな資金の提供は望むべくもない。その代わりに多才な会員を擁しており、その中から人を派遣して、後輩学生に対し豊富な知見・経験を話すことにより、学生の皆様の進む道の多様なことは示すことができるのではないか。この活動を支部同窓会と共同で始めたところである。
3番目は現業の活動から完全にリタイヤされた同窓生の皆様を社会への眼を持ち続け、社会の一員として、生き生きとした生活をしていただく場を提供することと思っている。同窓会だけでは対応することは無理なので他の機関の活動に頼る場面が多い。例えば、日本寮歌祭への参加、他学部同窓会との交流を通じたいろんな活動の展開、鹿児島出身者であれば三洲俱楽部主催の講演会への参加、公益社団法人日本退職者協会の開催する事業への参加などを通じたいろんな業界の方々との親睦などが挙げられよう。
これら3つを網羅した情報発信として当会として“関東支部だより”の発信も始めたところである。
この理学部1回生が80才に達したこの時に、七高から続き、膨大な資料を有する理学部同窓会のホームページが改訂されることは新たな始まりを予感させる。
ご挨拶
関西支部会長 若松 操
南明会会員の皆さま 1973/03理学部化学科卒業の南明会関西支部 会長をしております若松です。
この度は、ホームページのリニューアルおめでとうございます。皆様が、ホームページに興味を持たれ活用されることに期待しております。
このホームページを、同窓会活動に期待されている「会員相互の交流やネットワークの醸成、またそれらによる人材育成へのバックアップ」に活かしていきたいものです。
同窓会活動も社会人現役の皆さんにとっては、時間的にも精神的にもいろいろな制約の中 運営等への関わりは難しいところもあろうかと思いますが、ホームページを通じての活動は時間的制約もあまり気にせず、関与できるものではないでしょうか。
私も現役社会人の時には、なかなか同窓会にかかわることもできませんでしたが、各大学の先生方とのお付合いでは、社会や仕事のNEEDSと先生方の持っているSEEDSを融合できないかと考えていました。しかし これには双方向のアンテナと交流が必要です。
このようなときにホームページを通じた情報交換ができれば、新しいものも生まれることでしょう。
私は2000年代には2030年目標に向かって仕事をしていたものです。その2030年ももう間近に迫っています。今の社会人世代の方々は、2050年目標に取り組んでいるのでしょうか? 学生達の視線はもっと先のテーマ・課題でしょう。
過去を知り、時間軸を考え、グローバルな視点を持った南明会の同志がドンドンこのホームページを活用しながら育つことを祈ります。
南明会ホームページのリニューアルに当たって
前 代表幹事 有馬 一成
私は、2014年に代表幹事を引き継ぎまして、
12年間担当しました。本来なら2年を目処に交代しなければならないところでしたが、理学部開設50周年の企画を準備したり、関西支部の立ち上げがあったり、そうしているうちにコロナ禍となり、なかなか後任が見つからなかったこともあって、交代のタイミングを失っておりました。
私の在任中に、以下のような大きな動きがありました。
・2014年・2018年・2022年 会員名簿発行
・2016年 川畑会長(当時)県民表彰(社会活動部門)※同窓会としても表彰
・2018年 理学部創設50周年記念総会、愛称を「南明会」に決定
・2020年~ 各支部活動支援(上限20万円)
・2022年 同窓会事務局を理学部内に開設
・2023年 関西支部創設
・2025年 川畑会長 退任 山下新会長 就任
以上の件は、皆様のご協力を得て達成できました。心から御礼申し上げます。
心残りは
・理学部創設50周年の記念事業として、記念誌を発行できなかったこと
・SNSやホームページ(情報発信)が充実できなかったこと
・役員の改選ができなかったこと
・同窓会専従職員を確保できなかったこと
です。以上のことは、新役員に引き継ぎますので、ご検討いただけたらと思います。
そして早速、理学部同窓会南明会のホームページが刷新され、素晴らしいホームページになりました。これからたくさんの情報が発信されると期待しております。
私ももうしばらく大学内から同窓会の活動を応援して参りますので、これからも引き続き、皆様ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
